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E. Snapshot
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スナップ・ショット No. 820-824


824. KEK

KEK B factory 4 つくばの 高エネ研 一般公開に いってみた。

ここを 見学するのは、40年ほど まえの トリスタン 完成時 以来だ。


地下 11m, 一周 3km, 直径 10m というトンネルは、そのままつかい、
いまは、ことなった エネルギーの 電子 e と 陽電子 e+ を 衝突させる Super KEK B になっている。

おもしろいのは、
おなじ エネルギーの e、e+ を つかった トリスタンでは、一本の リング内を 逆方向に まわして、衝突させることが できたが、
いまの KEK B の ちがった エネルギーの e と e+ では、別々の リング内で まわす 必要がある、
ということ。

量子の 世界は、ヒトの 通常の 感覚とは、かけはなれている。

その 摩訶不思議な 世界の 理解には、れわれの 感覚で 理解でき、制作できる 装置を つかうしかない。

で、超高真空 装置、超高電圧 機器、高出力 高周波 発振装置、超電導を ふくむ 電磁石群、巨大な ビルのような ニュートリノ 検出器、大型計算機 システムの オンパレードとなり、どれを みても あきることが ない。

したは、そのトンネル内。 全長 3km の 1/50 くらいの ようす。

KEK B factory

したは、通常型の 電磁石。 全長に わたって ずっと とりつけらている。

KEK B factory うーむ。 基本中の 基本の 磁石に みえる。

これを みると、こどもの ときに、釘に そのへんにある 電線を まいて 電磁石を つくったのを おもいだす ヒトも おおかろう。


余談だが、当局は、学生のとき アルバイト先の 町工場で、汎用モータの 巻線を 巻いていたのを おもいだした。

当時は、この巻線、亀の甲型の 木枠に エナメル線を ひっかけ、足元にある スイッチを ふむ。 すると 木枠が 回転し、それにつれて 三桁の 機械式 カウンターが まわる。 所定の 数に ちかずくと、ふむのを やめる。 指定の 巻き数で ブレーキを かける。

できあがった 巻線は、5馬力くらいの 誘導モータで、B5版の ノートくらいの おおきさだった。

単純な くりかえし 作業だが、一週間も すると、ベテランより よほど 多く つくれるように なっていた。




823. 空調バチ 2

三週間ほど まえに、ここに とりあげた、スズメバチの 巣。
きょう ひるの ようす。

Suzume-bati いりぐち みぎがわを かじりとったのか、間口が ひろくなっている。

樹洞内部の 巣は、まえよりも おおきくなった せいだろう、なんびきもが、いりぐちに とどまり、おおきな 羽音を たてて 内部に 空気を おくりこんでいる。




822. コサギ

鹿島川河口、あつさの せいか、ヒシの 群落に げんきがない。

竜神橋 竜神橋 2

ヒシの うえに いるのは コサギ。

しろい サギは ひとくくりに シラサギという。 が、この あたりでは、 大中小の ダイサギ、チュウサギ、コサギの どれかだ。

くちばしの いろは 季節により かわるし、おおきさにも 個体差が ある。 たまに 外来種が くる、その 亜種も いる。

で、なになにサギと 特定するのは むつかしいが、後頭部に ちょんまげ、あしゆびが キイロは、コサギだけ。




821. いまは むかし

東京 台場に 接岸中の プリンス・オブ・ウェールズ。

この なまえで、マレー沖海戦、九六式陸攻、一式陸攻を おもいだす ヒトは、後期高齢者だ。

Prince of Wales

写真の とおり、艦橋は 右舷側に ふたつ。 航行用と 飛行用か。
さらに おなじ側に サイド・エレベータが 2基。
で、ふつうの ふねとは ぎゃくに 右舷側が 接岸している。

蒸気タービンではなく、ガス・タービンによる 電気推進。

Prince of Wales 2 Prince of Wales 3

搭載の F35-B は 24機と いうが、1機は 鹿児島空港に 緊急着陸したままだ。

接岸場所は、「船の科学館」が あった 地区。 みぎに すこしゆくと、レインボー・ブリッジ。

Prince of Wales 4





820. 空調 バチ

今朝、城址公園の ソメイヨシノの 古木で みかけた スズメバチ。

Suzmue-bati この コは、でいりする なかまを 無視して、ずっと いりぐちで、空気を 巣の なかに おくりこんでいる。

どこかで 4極の モータが まわっている ような、連続した ブーンという おとが、とおおくからでも きこえる。


スズメバチは、熱に よわく、ちいさな 二ホン・ミツバチの 集団の 熱で 死んでしまう という。

この 気温では、巣の なかの 温度は かなりなものだろう。 空調が だいじだ。

ネット上には、二ホン・ミツバチが 捨て身で、スズメバチを ころす 動画が かなりある。 「必殺 仕事人」ではなく、「熱殺 蜂球」という 語で 検索すると はやい。




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